出張時のマナー

さまざまな要素が含まれる出張

みなさんは仕事で出張されたことはありますでしょうか。
全国に事業所があったりお客様がいらっしゃったりする場合は結構出張ってありますが、そうではない場合はあまり出張する機会ってありませんよね。

出張はビジネスパーソンとして一人前になる登竜門的な扱いです。
自分の行動管理をしっかりと行って、ミッションをクリア出来るかどうかが会社からは求められます。

そして出張先の人からしたら訪れる人がしっかりとした認識を持ち、行動出来ているかどうかを見る重要な要素を含みます。
出張はいわばアウェイグラウンドでのサッカーです。そこで本領を発揮出来るかどうかが重要になるんですね。

身だしなみに注意

出張はいつも住み慣れた場所ではないところで一泊し、仕事をこなすものです。
いつも使い慣れていないものに囲まれるとふとした場面で墓穴を掘ることがあるので注意しましょう。

出張先で多いのは自分のコスメ用品の不足であったり、着替えなどの不足です。
出張先とは言え旅行ではないので、しっかりとした身だしなみで相手に望む必要があります。

女性であれば下着や靴下、ストッキングなどは宿泊数のプラス1セットぐらい持っていったほうが無難でしょう。
男性であればグルーミングキットなどは自分の愛用しているものを持っていく方がベターです。
備え付けの髭剃りでひげをそったら肌荒れしてしまい、真っ赤な顔で訪問先を訪れなければなりません。ちょっとかっこ悪いですよね。

手土産の心得と移動時間

訪問先に持っていく手土産ですが、なるべく出発地のものを購入するのがベターです。
現地で調達しても、いかにも間に合わせ的な感じがしてしまいますし、「あ、こっちで買ったな?」というのがバレてしまうと、情けないですね。

出張の移動時間はその時間も仕事に含まれています。移動中とはいえ、リラックスしすぎないように注意しましょう。
いついかなる時も気を引き締めなければいけません。ビール飲んでリラックスというのも厳禁です。

できれば移動中もビジネス書を読んだり、資料を読み込んだりしましょう。

プラスアルファの成果を

出張は仕事として認識しましょう。そして仕事というのは課せられたものだけをこなすという認識だけではいけません。
人とたくさん会うような仕事の場合は見聞を広げないと自分の会話を広げることが出来ないはずです。

人とのつながりを深めるためには会話が必要です。会話を進めるためにはたくさんの見聞が無いと話に広がりが持てないのです。
出張先で時間が許すのであれば観光などをしてしっかりと見聞を広げましょう。
そうすることで出張先でも会話が弾むはずです。どこに行きたいとかどこに行ったらよかったとか、そういう会話だけでも良好な関係値を結ぶ事が出来るはずです。