残業をなくすための意識改革

日本は働き過ぎ!?

日本人の残業時間の長さは世界的に見ても異常といわれるほどの長さとなっています。

確かにアメリカなどの一流企業では、週60時間労働もあたりまえというホワイトカラーの人たちもたくさんいますが、日本においては一般企業のほとんどすべての業種でそれ以上の仕事をすることが当たり前であるかのような風潮になっています。

昔ながらの仕事人間の方の意見を聞くと、「休んでばかりのヤツにはろくな仕事ができない」とばかりに休日返上で毎日寝る間も惜しんで仕事をする人こそが立派な人間とばかりに言う人もいますが、それは世間一般すべての人に道徳的に押し付けてはいけないことです。

残業するとコストがかかる

仕事の長さを仕事のできるできないということに直結させて考えていることが何よりの問題であり、長く仕事をすることによる弊害にきちんと目を向けない限りこのような無意味な時間と経費のムダは続いていくことにもなってしまいます。

長い残業や休日出勤をするときには、当然のことながらその場で使用する電気代やその他の光熱費がたくさんかかってしまいます。

経費削減をするべく細かい電気消しを行ったとしても、深夜までの残業や休日出勤が当たり前になっているようでは焼け石に水ほどの効果しか生まれないでしょう。

さらに残業時間は一度経験するとズルズルと長くなってしまう傾向があるので、一度何らかの強い規定を設けて時間を区切るようにしなければ、深夜が徹夜になりと悪い循環のサイクルに入りこんでいくことにもなってしまいます。

残業をなくすこと=上司が仕事の量を減らしてくれることというふうに考える人もいるかもしれませんが、これは間違いです。

確かにやってもやっても終わらない仕事をするということは問題ですが、それでは何夜も徹夜をしたとき仕事の生産性は最初と変わらずにコンディションを保つことができるのでしょうか。

まずは終わらない仕事をしている人が本当にその時間内をフルに使って生産性のある仕事をしているかということからじっくりと考えてみる必要があります。

 

「みんなが残っているから」という意識を変える

残業をなくすために必要な意識改革はもうひとつ、「みんなが残っているから残る」という連帯意識を変えるということです。

特に営業社員にありがちですが、自分の仕事は終わっているのだけれども忙しそうにしている同僚や上司に悪いから帰れないというような風潮が残っていると、ますますムダな残業は増える一方になります。

長時間残業は、思うような結果を出せない社員ほど埋め合わせを目的に行われることがよくあります。

このような意識改革も残業を減らすための大きな手段となります。