アウトソーシングを取り入れた業務改善

会社の生産性をアップする秘訣

日本の製造業は世界に誇る高い生産性ともち、円高が進んでも日本に製造拠点が残っているということは、生産性が高いからこそコスト上の不利を補っているということでしょう。
製造業の生産性は、製造現場が優れているということで、現場以外の仕事については生産性の向上についてあまり関与できていない状態です。
EPRシステムによって事務処理業務が標準化の対象となっていますが、これもまだ非効率が残ったままの状態です。

そもそも、EPRシステムというのは、企業の経営資源となる生産、販売、人材、会計、ロジスティクスなどを統合する管理システムの事です。
例えば商品が販売されるとリアルタイムに会計に反映するというシステムをEPRといいます。

製造現場の生産性が高いというのは、作業改善について古くからしっかりと考えられているからでしょう。
それによって作業が標準化、ルールが必然的に決まっていき、誰が作っても一定の品質でできあげるように教育、統制が進んでいるのです。
製造現場で勝手なことは出来ないので、ルールを守るということも労働者に課せられます。
これによって無駄なく生産性が向上したんです。

ほかの分野はどうなのか

しかし営業や受注、出荷、企画、管理、事務等の業務はどうかというと、経理以外、ルールがあっても各個人の判断で行うということも多く、個人の裁量が深く関与してしまうということが多くなってしまうのです。

しかし、営業などの分野についても標準化は可能です。
営業の仕事と員は、担当者によってスタイルが異なるのですが、要素を分解することで標準化ができるのです。

営業の仕事を一つのプロセスとしてとらえることで、各プロセスで何をして、どうアウトプットし、マネジメントに対して報告していくべきなのかということを定義し、しっかりと仕事の定義を作っている所があります。

商談が始まると引き合いのステータスをシステム上に登録する、ここで顧客情報、案件の売り上げ規模、利益想定などを記載します。
この段階で相手の利益が少ない、リスクが高いと上長が判断すると、商談ストップとなります。
つまり営業段階で商談の絞り込みを行うことで、貴重な時間を無くし集中してリスク名のない生産性の高い仕事をチョイスしながら仕事ができるということになります。

営業でも現場同様に、生産性を意識した仕事ができるようになると、効率のいい仕事を選ぶようになっていきます。
生産性を意識することで、ほかの分野にもいい影響を起こすきっかけとなるのです。

日本は仕事ができる、といわれている割に、無駄な時間を費やして仕事をしているということがわかってきています。
もっと効率のいい仕事をこなすことで、労働者の負担を減らし、生産性の向上を考慮した仕事ができるのではないでしょうか。