タスクを管理する重要性
仕事はひとつの事をコツコツ進めるだけでは前には進みません。
その仕事に関連する部署であったり、外部の会社であったり、たくさんの人の労力がそこにはあって、その労力のお陰で仕事は前に進んでいきます。
タスクを管理するという事はその他者との関係性を築き、関係性の中でお互いの成功に向かって突き進むことです。
タスクの管理が出来ないという事は、その関係値を築くことが出来ずに、自分のやるべきこと、他者とやるべきこと、他者にやってもらうべきことが管理出来なくなります。
そうすると、そこに待っているのはプロジェクトの失敗と言ってもいいでしょう。
立場が上になればなるほど自分のタスク管理以外にメンバーのタスクの管理も必要になってきますので、その重要性は更にあがります。
一覧化することでわかりやすく
タスクは日々仕事をしている中で、つい忘れがちになってしまうものです。
日々のルーチン作業は決まりきったことなのでいつものように出来るのですが、自分に課せられたタスクを期限内にこなすのはスケジュール感をしっかり持たないと難しいものです。
ある程度余裕をもったスケジュール感にすることが重要で、更にそのタスクがどれくらいあるのかを見える化する必要があります。
タスクを見える化するためには一覧に書き起こす事が重要です。
現在取り組まないといけないタスクを洗い出し、書き出すことで、現在の進捗であったり、目標値であったり、目標期間が決まります。
またその一覧の中で期間的な重要度順に並べたり、現在手を付けている案件、1ヶ月以内に完了しなければならない案件、半年以内に解決しなければならない案件など、順位ぎめをすることで、タスクに優先順位がつきます。
かかった工数を管理する
タスクを完了させるにはたくさんの時間を要します。
そのタスクを終わらせるためにどれくらいの計画値で予測していたのか、そしてその予測値に対してどれくらいの実績値がかかったのかを計算することで、次回同じようなタスクをこなすときの目安になります。
自分の力量を見ることができるので、自分が苦手とするタスク、得意なタスク、それぞれがわかるようになると思います。
そうするとどういったことに取り組まなくてはいけないのかがわかるようになるはずです。
タスクは管理する事で磨きがかけられます。
そしてそのタスクを管理するのは自分自身しかいませんので、どう自分を管理する能力があるのかを訓練していかなければいけません。
自らを律し、自分がやるべきタスクに取り組む。そしてその取り組みには根気強くあたっていかないと何も成果が得られなかったという事もあります。
取り組むタスクをこなし、仕事に成果を見出さなくてはいけません。