段取りいい仕事をするためのコツ

仕事で大切な事は多々あるのですが、段取りもとても大切です。
予め分かっている事であれば、事前に用意する事が出来るはずです。

例えば会議はいきなり決まるケースもあれば、前から会議の時間が決められているケースもあります。
そのような場合、自分の言いたい事をまとめておく。

これだけで会議がまったく違うものになります。
行き当たりばったりで大した用意をせずに参加する会議と、自分の言いたい事をまとめておいたり、他の人から出てきそうな質問を想定して予め質問の答えになりそうな事も調べておく。

これにより、会議でより一段突っ込んだ話が出来るようになります。
「では次回までに調べておいて下さい」と言われるような部分が、その場で答える事が出来ればその日の会議のうちに次の部分まで進める事が出来るのです。
ちょっとした段取りで会議の命運そのものまで変える事が出来るのですが、これは会議だけの話ではありません。

段取りは大切

営業の際、必要な資料はもちろんですが過去に多かった質問の答えもあらかじめ調べて資料化して持っておく。
それにより、かつてであれば「次回にお渡しします」「次回までに用意します」としか言えなかった事がその場で言えるようになるのです。

相手としても段取りの良い人だと思って信用性も高まるでしょう。
段取りが悪いと仕事の効率も落ちます。
段取りが悪いという事は、言い換えれば行き当たりばったりになってしまいます。

ですがどのような展開になるのかを想定したり、予め回答や疑問のパターンをシュミレーションして用意しておく。
事前にどれだけシミュレーション出来るか次第ですが、展開次第ではかつてであれば何回も会議しなければならなかったような事を一度の会議で進める事が出来るようになるのです。
評価が高まるのはもちろんですが、評価云々以前の問題として仕事そのものがとても効率の良いものになります。
営業や会議は場を設けてくれているだけでありがたい事です。

機会損失にならないように

会議は身内ですが、営業の場合部外者に時間を割いてもらう事になるのです。
気安く「それは次で」などと言っては顰蹙を買うケースさえあります。
「次もまた時間を用意しなければならないのか」と憤慨するケースもあれば、一度に出来ないのかと営業マンとしてのスキルに疑問符を抱かれてしまうケースもあります。

このように段取りによって仕事の内容そのものが決まってくるのですから、大切な局面を迎える際には当然ですが用意しておくべき事が多々あるのは当たり前です。
どのような段取りが出来るのかはビジネスマンとしての力量ですが、それによって仕事を効率化する事が出来ます。
大切な部分ですので、「何とかなるだろう」ではなく「何とかする」つもりで事前に用意しておくべきです。